IK規格は、機器の外郭が外部からの衝撃に対してどの程度保護されているかを示す規格です。
IK規格が、機器・筐体の使用可否判断にどのように関与するかを整理します。
結論(使ってよいか/安全か/問題ないか)
IK規格は、耐衝撃性の使用可否を直接判断する条件です。
機器を使用するときは、
外部衝撃の条件がIK等級の範囲内である必要があります。
判断は次の2層です。
- 使用可
IK等級の範囲内で使用している場合 - 使用不可
IK等級の範囲外で使用している場合
IK規格は、衝撃に対する環境制限です。
IK規格は、使用可否の判断基準であり、等級外では保護性能を保証できません。
定義
IK規格とは、機器の外郭が外部からの機械的衝撃に対してどの程度保護されているかを示す等級です。
IKは、衝撃エネルギー(J:ジュール)に基づいて等級化されます。
例
- IK05
- IK07
- IK10
IK等級は、IK00~IK10(11段階)で表されます。
IK等級は、数値が大きいほど耐衝撃エネルギーが高くなります。
IK規格は、衝撃エネルギーの等級で表されます。
IK規格は、試験で規定された衝撃条件に基づく等級です。
IK規格は、衝撃の種類・方向・回数・試験条件が規定された状態で評価されます。
IK規格は、等級【衝撃エネルギー(J)】で判断します。
表示位置
IK規格は、主に次の場所で確認します。
- 製品仕様書
- カタログ
- パッケージ表示
- 製品本体表示
確認例
- IK07
- IK08
- IK10
判断では、表示されたIK等級と想定される衝撃条件を比較します。
使用環境で確認する場合
落下・衝突・外部衝撃の発生可能性を確認します。
機器仕様で確認する場合
仕様書に記載されたIK等級を確認します。
技術的意味
IK規格は、外郭構造の耐衝撃性能を示します。
衝撃は、次の要素に影響します。
- 外装破損
- 内部部品の損傷
- 絶縁破壊
- 接続部の破損
外郭構造および材質により、耐衝撃性能が決まります。
IK規格は、機械的衝撃から機器を保護できる性能の等級です。
ユーザー影響(安全性・性能・リスク)
IK規格は、安全性および耐久性に関与します。
IK等級内の場合
- 外装破損が抑制されます
- 内部保護が維持されます
- 使用前提条件を満たします
IK等級外の場合
IK等級外では、保護条件を満たさないため使用不可
起こり得る影響
- 外装破損
- 内部回路の損傷
- 絶縁破壊
- 機能停止
- 故障
よくある誤判断
- 数値が高いほどすべての衝撃に耐えられると判断する
- 落下と衝突を区別しない
- 使用環境の衝撃条件を確認しない
IK規格は、想定される衝撃条件と比較して確認する必要があります。
注意点・禁止事項・制限条件
- IK等級外の衝撃条件で使用してはいけません
- 試験条件外の衝撃を前提にしてはいけません
- 等級の意味を拡大解釈してはいけません
- 条件不明の場合は使用可と判断してはいけません
IK規格は、耐衝撃性の必須確認項目です。