電気製品やACアダプターを見ると、
「1A」「2A」「500mA」などの表示があります。
この数字を見て、
- 何を表している数値なのか
- AとmAはどう違うのか
- 機器とACアダプターでは同じ意味なのか
- どこを見れば確認できるのか
と疑問に思うことがあります。
また、機器側と電源側では、
同じA・mAの表示でも確認するポイントが少し変わります。
定格電流とは、機器や電源に定められた電流値
定格電流とは、
機器や電源について、定格条件をもとにメーカーが定めた電流値です。
単位には「A(アンペア)」や「mA(ミリアンペア)」が使われます。
ただし、同じ定格電流でも、
機器側と電源側では数値が表す内容が異なります。
- 機器側:定格条件で機器が電源から受ける入力電流
- 電源側:定格条件で電源が供給できる出力電流
そのため、「2A」と書かれていても、
どこに表示されている2Aなのかを見ることが大切です。
定格電流はどこを見れば確認できる?
定格電流は、
機器本体や電源、仕様書などに記載されたA・mAの表示から確認できます。
主な確認場所は次のとおりです。
- 機器本体のラベル
- ACアダプターなど電源のラベル
- 製品の仕様欄
- 取扱説明書や仕様書
たとえば、ACアダプターでは次のように表示されます。
- I/P:AC100-240V 0.5A
- O/P:DC12V 2A
「I/P」はInput(入力)、
「O/P」はOutput(出力)を表します。
ACアダプターの出力側の定格電流を見る場合は、
O/PまたはOUTPUT欄のA・mAの数値を確認します。
機器側でも、
- DC5V 2A
- DC12V 1A
- DC9V 500mA
のように表示され、
AやmAで示されている部分が電流値です。
AとmAの違いは電流の大きさを表す単位
定格電流には、
「A(アンペア)」と「mA(ミリアンペア)」の両方が使われます。
関係は次のとおりです。
- 1A = 1000mA
- 0.5A = 500mA
- 2A = 2000mA
つまり、AとmAは別の種類の電流ではなく、同じ電流を異なる単位で表したものです。
定格電流を確認するときは、
AとmAが混在している場合でも、同じ単位にそろえると比較しやすくなります。
機器側と電源側では定格電流の意味が違う
同じ「2A」という表示でも、
機器側と電源側では表している内容が異なります。
機器側の定格電流
機器側では、
定格条件で電源から受ける入力電流を表します。
たとえば、
- DC12V 2A
と表示されていれば、
12Vで使用する機器の定格入力電流が2Aであることを示します。
電源側の定格電流
ACアダプターなどの電源側では、
定格条件で供給できる出力電流を表します。
たとえば、
- O/P:DC12V 2A
であれば、
出力側で2Aの電流を供給できることを示します。
なお、定格電流が2Aと表示されていても、
使用中に常に2Aの電流が流れるという意味ではありません。
このように定格電流は、
どの機器・どの側に表示されている数値なのかを確認して見る必要があります。
まとめ
定格電流は、
機器や電源について定められた電流値です。
確認するときは、
- A・mAで表示された数値を見る
- I/P・INPUTは入力側、O/P・OUTPUTは出力側を見る
- どの機器・どの側の電流値なのかを確認する
たとえば、
- I/P:AC100-240V 0.5A → 0.5Aが入力側の定格電流
- O/P:DC12V 2A → 2Aが出力側の定格電流
となります。
ただし、「MAX 3A」「FUSE 2A」などは、
入力・出力の定格電流とは別の意味で使われる場合があるため、表示内容を確認します。
定格電流を見るときは、
A・mAの数値だけでなく、その数値が何の欄に書かれているかまで確認するのがポイントです。